おはようございます
武ノ風 山下です
先日、天神でちょこっとお酒を飲み
翌朝、コーヒー、高級お抹茶をゴイゴイと飲み
頭痛、胸焼けで苦しんでました(笑)
今もほんのり頭痛が残っています(涙)
聞くところによると
コーヒーやお茶に入ってる
カフェインの摂りすぎは肝臓に悪いそうです
それを
二日酔いでやったもんだから
地獄に落ちました(涙)
皆さんもお気を付けください(笑)
そんな感じで
まだテンションがそんなに上がらないので
ちょっと辛気臭いテーマにします
あまり触れたくないテーマですが
「死」について考えてみよかて感じです
先日の稽古後
生徒の方から
「死」をテーマに、ある集まりで話し合いをしてきたと聞いて
僕も久しぶりに「死」について
振り返ってみました
自分自身も死にかけたことはありますが
僕にとって「死」について
まず、思い付くのが
「ある日、突然大切な人がいなくなる」
ですね
「青天の霹靂」
まさにこの言葉な感じです
周りの人と話ししていると
僕の生きてきた人生って
割りと「死」に関わることが多いんだと
気付きます
病で亡くなる人
他人に殺害されてなくなった人
自分で自分の命を絶った人
人生を全うして大往生する人
様々な「死」を身近で関わりました
そして、次に思うこと
当たり前のことしか書けないですが
「残された人たちの思い」
ここが頭に浮かぶことです
稽古後、
その生徒さんと話しているときも
思い出すと込み上げてくる気持ちがありました
「もっと、俺になにかできることはなかったのか?」
この気持ちから涙が溢れそうになりました
先日、自分の祖母が病で他界したのですが
その祖母にも思いました
なんですが
一番悔しかったのは
「仲間の自殺」
これは本当に悔しいです
過去に2度この経験をしているのですが
共通しているのが
前日に楽しく飲んでいて
数日間おと沙汰がないなと思ったら
最後に飲んだ翌日
自分の命を絶っていた
でした
詳しくは聞いてないですが
どちらも金銭問題だったらしく
「金ごときで、命すてるなや!!」
と怒りと悔しさで
立ち尽くしました
そいつはそいつで
僕や周りに心配かけたくないと思った先の行動だと容易に想像できるんですが
「ふざけんな!!」
です
金程度の問題
逆に言うてくれたらどうとでも協力できたのに
「このボケ!いらん気遣いしやがって!俺のこと舐め過ぎや!!」
です
本当に自分で命を絶つヤツって
それをする直前
ホントー笑顔なんですよね
悔しいけど、騙されました
たまに
「私、死にたい!!」
というアホいます
失礼ですが、そういうのアホ扱いさせてもらいます
確かに一時の気の迷いで
そういう時期はあるのかもしれません
「そう思うなら今日で死んだことにして
明日から無責任に好き勝手生きたらいいやん」
と思うんですけど僕は
金銭問題なんて自己破産すれば済むだけとしか
思いません
ちょっと話しは逸れるのですが
昔、仲間が死にかけて
そうなって初めてそいつの気持ちが理解できた
という切ない話しなんですが
僕が二十歳過ぎのころ
僕、当時イケイケでよく大阪の繁華街で
喧嘩もしていたのですが
その頃
「大阪の枚方ってところに、喧嘩で斧振り回して暴れてる、ヨウヘイって危ないヤツがおるけど会ってみるか?」
と話しがありました
僕は
「オモロイやん(笑)どんなヤツか会ってやるよ(笑)」
と自信満々な僕は
後日会いに行くことになりました
いざ会いに行くと
ちょっと背の高い
浅黒いパンチパーマの男がいました
僕「こんばんわ!自分斧振り回して暴れてんの?」
と臨戦態勢で問いかけると
ヨウヘイ「キミが山下君、俺会いたかってん!」
と「アレ!?思ったのと違うやん?」
肩透かしを食らったんですが
後日聞いたらそのとき
「ヤベ!!こいつには勝てんわ!でもこいつオモロそう!!」
とヨウヘイは思ってたらしいです
そこから
僕、ヨウヘイ、紹介してくれた人
三人で飲み、意気投合しました
そこから
僕とヨウヘイはよくつるむようになり
大阪の繁華街に毎週二人で遊んでました
ですがこのヨウヘイ
僕とつるんでる間にヤクザになり
色んな悪事を行うようになりました
僕が目撃した悪事に関しては
「おまえなー、いつかバチ当たるぞ!いい加減しとけや!」
と言うと
「わかってるよ!シャレやん!もうせんよ!」
とは言いながらも
悪い話しは僕の耳に入ってました
そんなこんなで
一年ほど経ち
ヨウヘイは自分の組織とトラブルを起こし
ヤクザから足を洗うことになりました
その数ヶ月後
僕の携帯に知らない番号が出ました
出てみると
「やぁまぁちゃぁぁん おぉれ よぉうへぇい だよ」
と呂律の回らない口調でヨウヘイが出ました
するとすぐに
ヨウヘイの横にいたヨウヘイの彼女が代わり
「山下くんいきなりごめん!
ヨウヘイがバイクで事故って
病院いるんだけど来てもらえる?」
と聞き
すぐさまその病院に向かいました
本当に息を切らして
ヨウヘイの病室に行くと
ヨウヘイ、彼女、ヨウヘイのオカン
がいました
僕「おまえ!どうしたんや!」
ヨウヘイ「ごぉめぇんなぁー どぉおしてぇもぉ
やぁまぁちゃぁん の かぁお みぃたかぁってん」
と僕の顔見たかったと伝えてきました
なんですが
ヨウヘイの携帯、事故で破損して電話番号どこにもないのに
ヨウヘイの彼女に
僕「どうやって、俺の番号わかったん?」
と聞くと
彼女「ヨウヘイな、山下くんの番号だけ覚えててん、ほかは全部番号もその日の記憶も飛んでのにやで」
と言われ
不器用ながら
ヨウヘイの僕に対する思いに
熱くなりました
と同時に
「本当に神様ってバチ当てるんやなぁ」
とも思いました
聞くと
ヤクザを辞め
立派な堅気として庭師になると
造園の仕事を始めた矢先
原付バイクでなんでもないカーブで横転し
半身不随になってしまったそうです
最後に帰り際
ヨウヘイのオカンに
「あんたらみたいな、チンピラが関わったせいでうちの子、こんなんなったんやでぇー!!」
と言われ
「すいませんでした」
と僕は病室を去り
ヨウヘイとの決別となりました
もっと早くにヨウヘイも素直に意地張らず
平和に生きていたら
俺とヨウヘイは今でも
「昔、俺ら無茶苦茶やったなぁー(笑)」
と笑い話で盛り上がる親友やったと思うと
ちょこっと切なくなります(笑)
0コメント