おはようございます
武ノ風 山下です
なんだか一気に肌寒くなりましたね
気を付けないと、体調崩してしまうやつですね
とか言いながら
まだTシャツで過ごしてますけど(笑)
普段、大型トラックの運転手してるんですけど
今日は急遽
事務のお留守番を頼まれることになり
一人気楽に事務所でこのブログ書いてます(笑)
てことで思い付いたのが
「自分の可能性を自分で決めるな!」
をテーマにしようかと思います
なぜ、それを思い付いたのかと言うと
今日みたいな
事務仕事できないけど
お願いされたからとりあえずやってみる
みたいな
「人からの頼まれ事を
自分の好き嫌い関係なく引き受けてみる」
てことが
自分の可能性だったり
自分自身を知る
一番手っ取り早い手段だと思います
時々「自分探し」とかアホなこと言ってる人いますが
自分で自分を見つけるなんかできる訳ありません
なぜかと言うと
人って
自分の見たい物しか見ないし
自分の聞きたいことしか聞いてないし
自分の解ることしか考えないからです
例えで言うと
「西遊記」の孫悟空みたいなもんで
孫悟空も自分ではいろんなことやっているつもりが
結局、お釈迦様の手の平の上だけの話しだったみたいに
「人って、どんなに一人でがんばっても
自分の価値観の中でしか行動できない」
とつくづく思います
じゃあ、そこをどう乗り越えていくのか?
それはもう、自分の知らない世界に飛び込んで
揉まれる
そうすると自分がパニクって限界がくる
そして、限界がきてもとりあえず倒れるまでやってみる
すると、気が付けば新しいスキルが身に付き
自分の趣向も変わっている
くらいやらないと
「自分の可能性」や「自分」を見つけるなんて
とても簡単にできることじゃないです
僕の経験の話しですが
僕今では人と接するは好きですし
接客も得意なんですが
二十歳くらいまで接客が心から大キライでした(笑)
なぜ、そうなったかと言う話し
ちょっと長くなりますが書きます!
僕が大阪いた頃の話しですが
友達の「ヒーちゃん」という女の子がバーをやっていまして
そこによく遊びに行ってました
そのバーにたまに飲みにくるお客さんで
僕より一回り年上のホストクラブのオーナーがいました
ある日バーに遊びに行くと
ヒーちゃんから相談があると言われ
聞いてみると
「あのホストクラブのオーナーがミナミで居酒屋を出店したくて山下くんに会ってみたいって言ってるんだけどー、どう?」
と言われ
僕「いつでもいいよ」
と安請け合いしました
後日会うことになり
バーで会いました
そのホストクラブのオーナー「仁さん」が言うには
仁さん「今度、大阪ミナミで居酒屋を出店したいんだけどやってみない?」
僕「いや、俺飲食も接客も経験ないっすよ」
仁さん「山下くんは店長で生け簀の魚捌いてくれれば、接客は別に誰かいれるから」
俺「つーか、なんで俺なんですか?」
仁さん「なんつーか
このミナミの居酒屋の潰れる大半がヤクザのツケがあってさー
ちゃんと引かずに請求できる人探してたとこに、あのヒーちゃんから山下くんを紹介されたんよ」
俺「まーなんか面白そうやし、いいっすよ!」
仁さん「そっか!ありがとう!
今日から仁とアキでいこうな!!
アキのために3000万円用意するからヨロシクな!!」
てな感じで突然の居酒屋業界入りの話しが始まりました
そこから
居酒屋未経験の僕は
勉強で「京橋」という繁華街の
当時、一番盛り上がっていた
年商1億円の個人店「居酒屋WAVE」で
居酒屋修行することになりました
最初「厨房担当」で働く予定だったのですが
行くとビックリ
確かに料理人としてやけど
オープンカウンターキッチンの店で
調理しながら
目の前のカウンターのお客さんを相手しなくちゃいけない
当時の僕には信じられない状況でした
「うわぁー話しと違うやーん!!
接客なんか絶対したないけど
仁さんとの約束やけん
やれるとこまでやったるわ!!」
と思いましたが
そこから地獄の居酒屋修行が始まりました
アルバイトは皆オーナーが選んだビジュアル重視の女の子十数名
社員が僕含め男三人の店舗なんですが
まー最初のうちは
自分より年下の女の子に
「早くしろやー!」とか言われながら
僕「このボケー!見とけよ!」と
怒りを堪えながらやっていました(笑)
勤務時間夕方5時から朝の10時まで
そこから僕一人お店に残って12時まで
自習をやっていました
そうこうするうちに
ゴボウ抜きで皆を抜いて
2ヶ月で2番目に仕事できるまでになりました
そして大キライな接客ですが
最初は仕事に終われて
お客さんそっちのけでした
ある時オーナーが厨房を一緒にやっており
カウンターのお客さんが
僕に注文したのを聞きそびれ
オーナーから蹴りを喰らい
オーナー「俺ら誰からお金もらっとんねん
お客さんの注文絶対聞き逃すな!」
と怒られハッ!としました
そのオーナー、人間的には鬱陶しいのですが
怒って気付かせてもらったことは感謝です(笑)
そこから
「作業よりお客さん!」の意識で仕事をしていくうちに
最初はお客さんの顔色を伺う接客をしていました
かなりキツかったのですが
ある日
あまりにも忙しい上に
お客さんからはお酒を頂き
忙しさと酔っぱらったのとで
「ええーい!!もう俺!!楽しんで仕事したろ!!どうなってもええわー!!」
と僕の中の何かが弾けて
お祭り状態で仕事しました
すると、お客さんもアルバイトのコらも
僕に連れて盛り上がり
凄い良い雰囲気の店内になりました
なんだかんだで戦争は終わり
閉店後
「あっ!!俺、接客大好きなんや!!」
自分が接客が好きなことに気づいた瞬間でした
そこからは
その感覚で
「お客さんに失礼のないように自分が盛り上がる接客」
をしていくと
僕のファンがどんどん増えていき
ある時
ゴリラみたいな僕でも女の子のお客さんから
花束を貰うまでになりました(笑)
その後
仁さんとのお店は
仁さん以外のスポンサーと僕が揉めて
出店にはなりませんでしたが
自分で居酒屋を出し
その時の感覚で経営していたら
僕のお店は繁盛しました
という
僕自身も追い込まれることで
自分の知らない「自分の可能性」に出会えたという
話しでした
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