「don,t think!feel!!」

おはようございます!

武ノ風 山下です


今日のテーマ、訳すると

「考えるな!感じろ!」です

ブルースリーさんからパクリました(笑)


昨日の稽古初めは、とりあえず基本の稽古を一通りぶっ通しでやって汗をかきました(笑)


「家でやるのと違って、道場に来ると限界までやらないといけない」と

嬉しいお言葉も頂きました(笑)


家での自主稽古も大事ですが

道場に来ると

出来てると思って出来てない自分に気付き

それにヘコミ、また作っていく、の繰り返しが上達の道筋になってきます


不思議と何も考えずに言われたままに最初やると上手く出来て「やった!出来た!」と思ってると

色々考え出して出来なくなったりします(笑)


そして、稽古を色々工夫してやっていくと

「あっ!!この感じか!!」て何かを発見してまた出来て

対人で条件を厳しくしていくと

相手からのプレッシャーや

他に意識するポイントが増えていくと

たちまち、頭がパニクって出来なくなります(笑)


そして、また何かに気付いて出来ての繰り返し

てな感じで

気がつけば、勝手に自分がレベルアップしてます


ほんで、よく見かける稽古でダメなパターンが

「出来ないことを考え込む」

です


これ、武道の稽古でも、仕事でも、なんにでも共通することやと思うのですが


稽古で何か出来ないとき

ある程度は考えて工夫すること必要ですが

それよりもとにかく

「止まらず動く中で考えて、仮説を立てて、試していく」

これが考えるコツです


立ち止まって、色々考え込む人がいますが

分からない頭でいくら考えても、分からないものは分かりません(笑)


僕も聞かれたことがあるし

日野先生の稽古でも見たことあるやりとりですが

「どうやったら出来るのですか?」とか

「それはどういう感覚か分かりません」という質問に対して

「出来る時に出来てるし、分かる時が来れば分かる!」

ホントにそうとしか言えません


日野先生がよく仰るのですが

「答えを人から貰うな!答えは自分で見つけないと身に付かない!!」

ホントにそうです


僕が日野先生の道場に通ってる頃

以前にも話したと思いますが

稽古が始まると、日野先生が何か技を見せます

「はい!やれ!」てな感じで説明無しで

みんな手探り状態で稽古やりつつ

あまりヒドイと

「自分で今なにやってるか分かってるか?」

と突っ込まれる厳しい中の稽古でした


そんな分からない中でひたすら稽古して

アホみたいに全力で失敗をやり続けていくと

だんだん失敗のネタが尽きてきて

正解の感覚が残っていきます


その正解の感覚を蓄えて

改めて日野先生の何気なく放った言葉と

自分の体感が繋がった時に

「あの言葉はこの感覚か!!」

と目から鱗の正解にたどり着きます


と何か一つ確実な体感覚を掴むと

他の色んな感覚も芋づるの様に

分かってきます

ってなった時に初めて「感覚が分かる」であって


頭で聞いて、頭で理解したところで、身体の感覚がなければ、いつまで経っても「分からない」でしかないという話しでした










武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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