「熱苦しい出合い」

武ノ風山下です


同じ時代を過ごしたヤツってオモロイなーって話しなんですけど


先日は同世代の「文ちゃん」という男が経営しているbar「ナンバー7」で盛り上がってきました



と先ず、このバーの経営者「文ちゃん」という男との出会いですが

先日あった新年会での料理の買い出しで、「柳橋連合市場」に行った時の話しになります


買い物ついで市場の食堂?居酒屋?に1杯引っ掛けようと入り、カウンターに座ると

隣に女性二人男性一人の三人組がなにやら盛り上がっていました


気にせず何注文しようかメニューを見ていると

「おにーさんどっから来たんですか?」と横からその三人組の男が声を掛けてきました


「なんか酔っぱらいが言うとんな、テキトーに返しとこ」と思い


「今朝カリフォルニアからこっち来ました」と薄ら寒い返しをしたところ、なんだか盛り上がってしまい

「1杯おごるよー!」とその男はゴキゲンになったもんで

「いただきまーす!」とそれに乗っかったのが「文ちゃん」との出会いでした(笑)


話しを聞くと「文ちゃん」前の晩から飲んでいるようで、ベロベロのご様子


感情の起伏は激しいわ、隣のお店の仲良しのオッチャンにお尻を見せに行くわ

「なんかこのアホなノリ久しぶりやなー」と色々喋っていると

同年代の午年というのが分かり、更に盛り上がり、なぜか「文ちゃん」僕に懐きくっついてくる始末


「こんどオレの店に来てよー!」と誘われたもんで、ちゃんと行ってきました


て話しは戻り、「ナンバー7」で飲んでいると、文ちゃんがやってきました


市場で会った時とは違い

シラフのリーゼントでパシッと決めたロカビリーな雰囲気


そのロカビリーな感じもですけど

お店の至るところに僕らが二十代前後に流行ったようなものがチラホラ飾ってあり

「なんか自分と同じ好みの雰囲気のものがあるやん」とボルテージがあがっていたんですが


まぁー、そっからお喋りしていくと「同世代あるある」出てくる出てくる


僕がハタチくらいの頃にハマった映画で「血と骨」や

アメリカの右翼ロックバンド「レイジ アゲインスト マシーン」など

僕と同じようにハマってきた話しで、更に盛り上がりました


特に生まれた世代ごとに色んなキャラクターってあるような気がするんですが


僕ら世代の「甲午(きのえうま)」って

「人も物も本物が大好き」

「損得よりもカッコ良さ」

「上下関係に縛られるのが大嫌い」

「人と同じことが大嫌い」

「情に厚く騙されやすい」

な性格が特に強い変態やとつくづく感じます


テレビでも「椎名林檎」や「バッドボーイ佐田」や著名な同世代を見ていると 

「自分のやりたいように突っ走ってる感」がどうも自分も含め他の世代より強烈な気がします


そんな感じの話しをしていると、話しの内容もですけど

文ちゃんから出ている雰囲気というか、生き物としての匂いが

同世代特有の昔のアホな仲間たちの匂いがして、久しぶりの感覚に気分は最高潮になりました(笑)


飲んでいる途中、酒屋の配達のオジサンが「ドンペリ」を持ってきたと思いきや

文ちゃんかがシレーっと頼んだらしく

僕らにサプライズでごちそうしてくれました


こういう「粋」なことをやられると

午年男子としては

「クソー!かっこええやん!俺も、もっとカッコエエお返しやったろかい!」

と鼻息が荒くなるしだいです(笑)


こういう熱苦しい関係も、元気貰えていいよねって話しでした













武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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