「自分を疑え」

武ノ風山下です


昨日は「胸骨からの移動」と「胸骨の上げ下ろし」を稽古し、それらを合わせると「刀の振り下ろし」になるという稽古内容でした


以前出来なかった身体操作が、いきなり出来たりして、考えだすとできなくなる

「つくづく自分の可能性って、自分のアタマが邪魔してるんやなぁ」と

自分を振り返ったりもします


そして、ちゃんと身体操作が出来た時の手応えの無さに「こんなんで力出てんの??」と戸惑っている様子から

「思いっきり押し合って、踏ん張るほど手応えがあるのが力」

という固定観念をなかなか壊せずにいるのだとも思いました


なんですが、そんなこんなで藻掻いていると、勝手にレベルアップしてます(笑)


自分のレベルアップしているのって、自分で気付くのはなかなか難しく

他人から教えてもらうか

他人の反応で気付いていくしかありません


昨日も生徒の方が

「胸骨の出す方向が迷います」と

話されていて

僕は「そこで迷うってこと自体、最初胸骨が全く分からなかった頃と比べると、レベルアップしてますよ」

と伝えました


往々にして気を付けなきゃいけないのが

「自分でレベルアップしていると思う」です


日野先生も随分前に

「自分に自信を持つな!常に自分を疑え!」

と仰られてたのですが

僕もついつい自惚れることあり

勘違いでガッカリすることがあります


じゃあどうすれば良いか?


何か自分に自信をもっている時は

「実際の自分はどうなのか?」をちゃんと検証していかないと、自惚れたまま、無駄な時間を過ごすことになります


それはそれでいいのですけど

「現実の自分を正面から見る」

という強さも大事な要素という話しでした













武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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