「『感情』の再認識」

ハーバード大助教授の方が出ていたので見ていた


ご自身が白人至上主義の人種差別を受け、そういう人たちの気持ちをなんとかしたいという動機から、脳科学者になったという面白い経歴の方だ


やはり、頭の良い人の話しは分かりやすくて、当たり前の事実の積み重ねから研究されている


「鬱は遺伝子的要因と環境でなるが、論理的思考で治せる」などホントに面白い話しをされていた


「『感情』の再認識」

もっと言えば

「『感情』と『思考』と『行動』の再認識」

が大事だとも話していた


どういうことかと言うと、例えば

「子供が間違ったことをしたので私は怒って子供を叱った」とする


子供が間違ったことに対して「怒る」という『感情』に対して「私は今、何に対して怒る感情が生まれてるのかな?そしてその感情は本当なのか?」と自分の『感情』にツッコミを入れる

それが「『感情』の再認識になる」


そして、「私が怒ったのは間違った事に対してであって、よく考えてみると間違ったことを子供が理解してくれれば良いだけで、私の感情と子供の理解は関係ない話しだと」と物事の本質を考えるように、自分にツッコミ入れるのが

「『思考』の再認識」になる


となれば、「怒る」という行動より「正しいことを教える」という行動が合理的になる

それが「『行動』の再認識になる」


ということが自分で整理できて

間違ったスタートで起こる「負の感情」を書き換えていくことにより

精神的な負担を減らすことができるという


そういうことって本来年齢とともに気付いていかなければならないが、残念ながら自分にツッコミを入れない人には困難になる

というか理解できない


『感情』『思考』『行動』ってキチンとバラバラで考えていかないと

「自分が今どういう状況で、周りからどう見えてるかが、自分で解らない」となり

色んなことが上手くいかず

精神的ダメージを負うハメになり

「鬱」や「自己肯定感の低下」ってやつになりやすくなるという


前頭葉の作りや、セロトニンの量による個人差はあるから一概には言えないが


要は沸いてくる『感情』は放っといて

今やれることは何か?

そして本当にそれをやれてるか?

そして

どうにもならないことは考えずに放っといて

やれることだけを『思考』する


それでもどうにもならないことは

時間が経てば「どんなことも、いつか必ず笑い話になる」と、とりあえず諦めて、他に楽しいことを探してやる(笑)


てな感じの「心と思考の方程式」を僕は持っているので、どんな状況でも楽しく生きてます

むしろ、窮地のほうが燃えてます


もう一つ簡単な方法を言えば

自分の『感情』『思考』『行動』を分かる限り紙に書き出せば、本当に自分がよく見えてきます

これ昔から色んな人にアドバイスしてきて、やった人ほぼいません(笑)

自分のことを、自分で紙に書き出すと、自分で書いたのにも関わらず、自分の色んなことに気付いて驚きます


本当この「『感情』の再認識」って言葉

「多様性」や「自己肯定感」のような無駄な流行り言葉以上に流行ればいいのにと思いました











武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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