「凄まじい日本文化」
先日、道場で着る「武ノ風Tシャツ」を作るため久しぶり清川に行った
Tシャツ屋で話しを聞いたあと
近くで食事しようと、たまたま通りがかったお店で食事をしていると
そこの店員さんと話しが盛り上がり、「武道と日本の歴史」の話しにもなった
「日本には四季があるおかげで、外国人にはウルサイとしか思わない『蝉の鳴き声』も、日本人は『夏だなぁ』と感じる『感受性』」
「農耕民族で水田の水平な水面をずっと見てきた日本人だからこその『バランス感覚』」
「羽織り袴、武具、甲冑を使いこなす『身体感覚レベル』」
「歴史的建造物の構造に見られる『往なす』や『衝突しない発想』に見られる『文化レベル』」
という話しをした
それらを体現されている本物の『日本武道の達人』は、正に日本の歴史そのものだと思う
そして、むしろ日本人以外の異国の方々からの称賛のほうが大きいという事実
本当の日本文化を知っていけばいくほど、敬意が込み上げるし
日本の歴史に誇りはないが
日本人として生まれたことを僕は誇りに思う
学校の教科書の歴史しか知らず、今も存在する本物の日本文化に触れたことないであろう上の動画のコメンテーターたち
「道徳としての歴史はアリ」とか「歴史は誇りだ」とか知ったかぶりのアホ有識者は訳の分からん事をいうが
「人間の参考書としての歴史」というのが、僕の持つ感覚になる
べつに自分に自信を持つために、日本の歴史に誇りをもつ必要もないし
人それぞれでいいと思う
だけど、せめて己が生まれ育った民族の歴史に触れることは大切やと思う
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言にもあるように
生きていく上でぶつかる問題
歴史を知って、日本文化の発想を知ってるだけで、楽にくぐり抜けていける
自分の一生で経験する問題なんか、歴史の中にいくらでも解決方法のヒントは見付かる
というか、先人たち歴史の叡智に驚愕する
以前にも話したが
江戸時代、世界トップクラスの平和な国家を日本が維持できていたことが、つくづく敬意を払わざるを得ない、凄まじい文化だとも話した
日本の障子を思い出せば解る
世界中、家の扉を紙の戸にできたのは日本しかなく
防犯的にそんなことできた日本の文化は、生半可な叡智ではないという話しでした
武ノ風 BUNOKAZE
衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。
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