「迷ったら原点回帰」

先日の稽古で久しぶり「胸骨で歩く」をやろうと思い、胸骨の前後から胸骨スタートで歩き出すから始めた


一歩一歩「地面を蹴って歩く」と力はでないが、「胸骨が動き出す」に連れて足が転がる様に軽く付いていくと、凄まじい力が発揮されるを検証しながらやり


それの延長で、「胸骨と肘が同時に動く」をやると、自然と「突き」になり、自然と「腕を放る」が出来ていた


この「自然と出来た」や「気が付いたら出来ていた」が一番良い上達方法だと改めて感心した


道場でやる稽古は、だいたいが最初になにかシンプルな「要素の稽古」から始める


そこから、皆の様子に合わせて色んな「応用」だったり、他の要素と組み合わせたりが流れになっていくのだけど


稽古をしていく途中「今なにをしているのか?」と迷いだしたりする


となると答えは簡単で、シンプルな「要素」の延長でやっているから、最初の「要素の稽古」に戻ればいいだけに還る


これって「人生」でも一緒で迷ったらスタートに戻ればいい


「人生」のスタートって「そもそも俺、なんでこれやってんだろう?」と自問自答するのも良い


といった具合に道場で「身体操作で迷う稽古」で、「人生の巧い迷い方」を学べる


そういえば、以前「武神館 初見宗家」がインタビューで「人生で道を踏み外して溺れてしまったらどうすればいいですか?」という質問に


「人生に溺れた時は、とにかく溺れきって対岸に辿り着くまで、溺れきることが大事です」

と仰られていた

安っぽい言葉ではなく

泥臭い「生」から出てきた言葉に感動した

武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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