「背骨(中心)が大事」

昨日は参加された生徒さんが「ぎっくり腰で靴下履くのもやっと」と言われてたので、腰痛を治しがてら「背骨」をテーマに稽古してみた


最初に垂直な壁に背中をつけ「背骨を感じる」から始め

「背骨と同時に肘を動かす」から

「背骨(中心)を軸に身体を動かす」

「自分と相手の背骨(中心)感じスライドする」

最後に「うつ伏せの相手の背骨(中心)を軸にひっくり返す」をやったところ、体重50キロ前後であろう女性が、正座のままで95キロの僕をいとも簡単にひっくり返し興奮していました(笑)


そして稽古後、「靴下履くのもやっと」言ってた生徒さんが腰痛が取れて喜んでました(笑)

僕も嬉しかったです!!


といった具合に自分の「背骨(身体の軸)」を感じる、もしくはイメージして、自分の身体を使う


相手の「背骨(身体の軸)」をイメージして相手をコントロールする、が武道では必須条件の一つになる


自分の背骨がなんとなくイメージできてくると、不思議と相手の「軸、中心」が分かり、自分の「軸」と相手の「軸」の関係で色んなことができたりもする


大阪に天神橋筋商店街という、いつも人がごった返してる場所があるのですが

昔の武道仲間たちは、「自分の中心(背骨)」を意識することで、ごった返す人たちと「衝突せず歩く稽古」を実践練習としてやっていました


「背骨(中心、軸)」を大事に忘れない、ブレない、相手のそれも感じ衝突しないよう動く、など

この「背骨」を「心の軸」もしくは「価値観」に置き換えると、以前書いた「哲学」として人生で使える感覚にもなる


そういう意味でも「背骨を感じる」はとても大事な要素になってくる




武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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