「柔道の神、三船十段」
「柔道」の神様、三船久蔵の動画です
嘉納治五郎が作ったと言われる「柔道」を「実戦で使う」に注力された
「空気投げ」で有名な達人の一人です
先日、あるブラジリアン柔術教室を拝見したところガッカリしました
相手の意識を無視した、人を「物体」かの様に扱う技?と意識
本場ブラジルがなんちゃら言うてましたけど
「柔術の祖は、日本の甲冑を着ての戦闘なんやけどなぁ」
「柔術の先生が、『柔』の要素どこにもないやんか!残念!」と思い
やはり、誤解を恐れず言うなら「ヒクソン・グレイシー」が唯一ホンモノのブラジリアン柔術やなと痛感しました
途中、その先生が生徒さんに
「いくつかある返し技を覚えれば大丈夫です」と言ってのを、つい笑いそうにもなりました
昔、日野先生が仰られた言葉で
「1000の技を持つ流派があるとして、1001個目の技で襲われたら死んでまうで!」
を思い出したからです
そんなこともあり改めて、「三船十段」を思い出し、久しぶりに動画見ました
初見宗家、塩田宗家、日野先生など様々な達人方と同じ様に、この三船久蔵も「力みなく相手と同調」する要素は共通します
そんなことを考えてると
本当に「生命の奪い合い」を追求すると
「人と向かい合う」
「人を感じ衝突しない様にする」
「自分の『我』で行動しない」
という、共通の通過点に辿り着くのだと思います
最近、「武道をやってる人」たちにお会いする機会があったのですが
皆さん、実戦経験の無い「武道愛好家」、人と向かい合うことのできない弱い方ばかりで
そういう方々に共通する「視野が狭く他所に興味を持たない」という、なかなか致命的な問題を持ってます
カルト宗教の信者と一緒です
世の中、色んな人間が本当に山程いて
自分では思いつきもしない発想をする人間がいるのに、他人に興味を持たない!!
今こうして書いて思ったのですが
「他人に興味を持つ!!」
これ、そういえば日野先生も仰られていたし
武道で必要な要素の1つになります
そんな自己完結タイプの多い武道という世界
「そら、なかなか広まらんわな!」と感じつつ
「だったら、尚更こんな日本の宝物『武道』、広めな勿体ない!!」とより一層、燃えてるという話しでした
武ノ風 BUNOKAZE
衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。
0コメント