「ばーちゃん話し」



先日、「中洲の文治」と飲んでる時の話しで「ばあちゃん大好きトーク」で盛り上がったせいで色々バアちゃんとの出来事思い出しました


僕が大人になり

年老いてからのバアちゃんは、とてもおおらかになり

怒る顔も見なくなりましたが


僕が小学校を卒業するまでは、僕、母、祖父、祖母で暮らしていました


母と祖父は仕事で帰ってくるのは夜


学校から帰ると、家にいるのはいつも祖母でした


年老いてからは、優しくおおらかになりましたが

僕が中学生までのバアちゃんは、鬼でした(笑)


なにもかもがパワフルで、ホント色んな思い出があります


とにかく、僕がなにかやらかすと一瞬で鬼になり、その辺のホウキや棒やしまいに包丁を持って追っかけてきた時は、命掛けで逃走しました(笑)


その頃のバアちゃん、力も強く

僕、中学生の頃、学校での腕相撲では負けたことなかったのですが

中学生までバアちゃんに腕相撲で負けてました(笑)

「バアちゃん、マジやべぇー!!」って本当にビビってました( ̄□ ̄;)


そんな腕力のバアちゃんだったもんで、捕まった時のゲンコツやケツビンタは、破壊力満点で恐ろしかったのを覚えています


バアちゃんとの思い出は、ムチャクチャなのがいっぱいあるのですが

僕がたまに笑い話でやるのが

「バアちゃんと田んぼにダイブ事件」


僕がまだ5歳くらいの頃

バアちゃんは原付スクーターに僕を乗せて、近くのダイエーまで買い物と僕を遊ばせに行ってました


買い物を終えたバアちゃんは、原付スクーターのバアちゃんの両足の間に、僕を挟むように乗せ家に向かいました


ばーちゃん、何を思ったのか

帰り道を、来た道を走らず

近道で帰ろうと、田んぼと田んぼの間の狭い畦道を速度も落とさず進入しました


子供の僕でも分かるくらい、狭くぬかるんだあぜ道

「ばーちゃん!!田んぼ落ちるって!!」

と僕は叫んだのですが

肝が据わっているのか、ばーちゃん

「落ちやせんっ!!」

とおかまいなく爆走

すると、原付スクーターのタイヤはぬかるみに取られグワングワンしだし

「死ぬぅぅー!!」

と思った瞬間、僕とばーちゃんはたけし軍団に負けない程のダイブを、スクーターごと田んぼに沈みました


僕もばーちゃんも罰ゲーム後のような泥まみれ

「行けんかったね😜」

とテヘペロなばーちゃん

「行けんて言ったやんか!!」

と怒り心頭の僕


そんな破天荒なばーちゃん

大人になって、一人で生きていくようになって「俺って、ばーちゃんに愛されてたんだな」

て身をもって知りました


ばーちゃんが亡くなった時も、悲しくての涙ではなく

「今まで本当にお世話になり、今まで愛情を注いで頂き、本当にありがとうございました!!」

と感謝と敬意の気持ちで、一人になると涙が止まりませんでした


以上、「ばーちゃんっ子」話でした(笑)





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