「素直に受け取る」

「養神館 塩田剛三宗家」の動画です


ホント美しいです


この動画も「なんか凄いね」と視るのもよいのですが


この動画で塩田宗家が仰られている言葉が

本当の本当に「珠玉の言葉」であり「奥義」的なことを、サラッと仰ってます


例えば

宗家が木刀を持ち、お弟子さんと向かい合った際

「相手と気持ちが繋がらにゃいかん」

と仰ってたり


相手が刃物で襲ってくる状況で

「相手の武器を見ていたら追っかけられて刺されます」

とも仰ってます


「言ってる意味がワカラナイ??」かもですが


この塩田宗家が仰った言葉を胸に刻んで何度も、その言葉と自分を照らし合わせればいいだけなのに

こういった言葉を皆さんあまり重要視せず、頭の片隅に置いてる程度の、宗家の動きだけ似せた稽古して、「塩田宗家の様にはできない」となってると思います


本当に勿体ないと思います


僕も武道の指導をしてるとき

「そのままでやる」「ゆっくりやる」「そこから動かない」というアドバイスをすることがあるのですが


「それができない」もしくは「それをできてない自分」が見えてない方が中にはいらっしゃいます


「言われたまま、やればいいだけなんだけど」と

正直、それが僕には理解できません


ですが

そういう方は、そういう事を乗り越えることが稽古なんだろうと考えます


日野先生が仰ってた言葉で

「武道に必要なことは『素直』かどうか」

本当にそう思います



初見宗家も「頭の良い人は自分で考えて、自分で辞めていきます」とも仰ってましたが



指導者の言葉をそのまま素直に聞かず

自分の頭で行動する方にいつも思うのですが

「指導者が、自分よりレベルが上だと思うから教えて貰ってるのに、その指導者の言葉より自分が理解できる範囲で考えるってことは、自分のレベルを越えることはない」

とホント思います


例えば

掛け算が分からなく足算しかできない子が、いくら足算を1人で考えても、なかなか掛け算ができるようにはならないと一緒です



自分よりレベルが上の人物の言葉を、理解できないからこそ胸に刻んで

その言葉を体感できるように稽古していくことが

とても大事なことだと、皆さんに知って頂きたいです















武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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