「梅雨の天罰」

梅雨の時期がやってきた


一番嫌いな時期だ!!


ジトジトまとわりつく湿気!

一気に伸びる雑草!

水溜まりに増えるボウフラ!

カラダもダル重になる

ドシャブリでどこも行けないし、仕事で朝からびしょ濡れなった日にゃ~、1日テンションがドン底に落ちる(T-T)


だけど、子供の頃は逆に梅雨が楽しかった


小学校の頃、自転車でドシャブリの中でも全身ずぶ濡れで色んなとこ遊びに行っていた


滝のような大雨が楽しくて楽しくて、近くのダムに行って激しい放水なんか見ると、テンション爆上がりしていた


ドシャブリで人のいない公園で遊ぶのも、王様になった気分で楽しかった



そんなアホ丸出しのアキヒロ少年は、ある出来事で梅雨が嫌いになった


ある日、近所のアホ友と西区の室見川によく遊びに行っていた


その日も滝の様なドシャブリで、あまりにずぶ濡れな自分たちが面白くてテンションがおかしくなっていた


なぜかそんなドシャブリの中「室見川で泳ごうぜ!」と盛り上がった


みんなでドシャブリの中、室見川に飛び込んで暴れていた

その日、気温が低く、みんな川から上がると唇は紫やわ、ブルブル震えているわ、友達の弟が「寒いから帰る」言い出したので帰ることにした


みんな別れてそれぞれ帰り、僕も家に帰った


すると、なぜか身体中が痒くなり、全身がみるみる蚊に刺されたようなじんま疹が出てきた


その日は夜もずっと身体を掻きむしり、一睡もしなかった


次の日、オカンが見かねて病院に行くと「寒冷じんま疹」と診断された


カラダが急に冷えたりすると発症すると医者に言われ、心当たりを思い出していたら、室見川で震えながら暴れていたのを思いだした


それから、10数年間たまにこのじんま疹が出るたびに、病院でお薬を貰うと落ち着くを繰り返していた


調子ノリ過ぎていたせいで、神様からの天罰かもと思いながら、それ以来、雨の日に水遊びはイケナイと学んだアキヒロ少年でした


そんなこともあり、梅雨の時期は「おうちでノンビリが一番!!」やと心底思います



武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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