「目的を持つ大切さ」

自分が高校生の頃、学校に通いながら、「世界最強」を目指していた


身体を鍛えたり、週末繁華街に実戦をしに行ったり

今の様にスマホも無い時代だったので「ググル」ということができず、知りたい情報は「電話帳」で調べて話を聞きに行ったり

本当に「世界最強」という「目的」のため一人で一から全部動いていた


そして、その当時自分の部屋の壁に目標を書いた紙を貼り付けていた


「①体重を85キロまで増やす

②大会で優勝する

③正道会館総本部に入る」


といった様に、自分のやるべき目標を3手先まで「明確」にして表記していた

それをクリアーすると、自分のすべき次の先3手を考え「明確」にして書き出す


これにはホント救われた


自分の頭の中の「やるべき事」を整理することにも役立つが


人間やっぱそんな強くない


面倒臭くなったり、気分が変わったり、楽なほうに行こうとしたりしてしまう


体調や環境によって気の迷いは誰だって生まれてしまう


そんな自分がボケてる時、自分が情熱を込めて書いた目標の紙が目に入ると、フツフツと薄れかけていた心の炎が呼び戻されていった


なにか目標を持って、行動していくと「初志貫徹」が必要になってくる

そのためにも、自分が書いた「初志」が自分を奮い立たせてくれる


そんな風に自分を自分でマネジメントする訓練をしてきたから、今では自然と「これをする為には、これをしなくちゃいけないな」と頭の中で計画を整理できる


といったものの、そんな話し以前に「目的」を考えていない人がけっこういらっしゃる


それも良いのだけど

仕事にしろ、趣味にしろ、何をするにせよ、「目的を持つ人間」は「成長の速度」が格段に速い

うえに「目的」を持って行動したほうが、楽しい


現在の僕の「目的」は

「透明なほどに人に自分を感じさせない」

「武道仲間をもっと増やす」

「海外で道場を開く」

になるが


「目的」なんてなんでも良いと思う

「家族を守れるくらい強くなりたい」

「元気な身体になりたい」

「歌が巧くなりたい」

「気持ち良く歩けるようになりたい」

「大根おろしを上手に擦りたい」

など、本当になんでも良い

ただ「目的」を持ってなにかに取り組むのと「目的」なくやるのとでは、5年後、10年後と時を経るにつれ、全然自分の仕上がりが変わってくるという話しでした


武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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