「子を信じる」

僕には子供が2人いる


僕を選んで生まれてくれて本当に感謝している


「この子に命を懸けます」と天に誓ってから、約束通り自分の命よりも優先で子供を守り育てた


それが良いの悪いのかは正直分からない

どうでもいい



五体満足、大病もせずに今もこの世にいる


それだけで十分有難い


中学三年生と中学二年生の年子で進路を決める時期にいる


子供の人生は、僕の人生ではないので好きにすればいい


本人たちは、周りの人間の言葉に振り回されながら、自分の考えがふらつきながら、情緒が不安定なときもある


そんな思春期なのか、僕とあまりコミュニケーションを取ろうとしない

時には何日か顔を見ない時もある


別に心配もなにもしない


御飯をちゃんと食べてるようなので、他は何も心配しない


そして、子供たちを放っておく


時には、あまり良くない友達と遊ぶこともあるようだが

どんな友達ができようが別に良い


もしかしたら、犯罪を犯すかもしれない

それも構わない


自分が信じて育てた子が間違いを犯したとして

その子にはその経験が必要な流れだったんだろうと

信じて、教えて、笑い飛ばしてやるだけ


そして今、子供たちは僕から巣立とうとしている


僕としては、大仕事が一つ終わりを迎えている感覚と

小さく僕にくっついていた、無邪気で可愛い頃を切なく思い出す感覚が混じり合い

なんともいえない気持ちが込み上げる



どこまでいっても、我が子を「信じる」



親の仕事はただそれだけだと思った





武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

0コメント

  • 1000 / 1000