「流れに乗る」

今日のブログは頭の整理ができてないテーマで、見苦しい文章になり御免なさい

ここんところ、道場での稽古を考えた時「流れ」というものがなぜか頭に浮かぶ


武道で大事な要素であるし

人が生きていく人生で知っておいたほうが良い要素だと思う


世の中で起こる、自分の意思とは関係なく変化する抵抗出来ない力を「流れ」と認識している


そして、抵抗出来ない以上、衝突するか、乗っかるかという事になる


だけど、これを言葉で説明するのがとても難しく、僕の力量では上手く伝える事ができない


解りやすい「流れに乗る」というもの大前提でいうと


「川の流れに溺れる」然り、「自分より力の強い相手や多人数」然り、自分の意思ではどうにもならない相手がいるとする


「自分の意思でどうにもならない相手は、自分の頭で考えても仕方ない」


だが、「必死で諦めてはいけない」


先ずはここの気持ちというか発想を自分が腹括れるかが「武道」でも「人生」でもスタートラインになる



ここを本当に伝える事ができた上で、「身体」であり「考え方」であり「感覚」を稽古していきたいのだが

そこを伝えるのが本当に難しい


まず、ちゃんと相手と「向かい合う」腹を括る


自分の判断を介入させず、静かな頭で相手をそのままちゃんと見て

静かな頭で相手を本当にちゃんと感じて

自分の感覚全てを駆使し、相手と「衝突」しない感覚で居続ける


すると、「自分の感覚」は自動で反応し、身体は自然と柔らかい動きを選択してくれるし

「胸骨」や「連動」などの身体操作を、「身体」が勝手に行ってくれる


風に揺れる木の葉と一緒で

「木の葉は自分で揺れているのではなく、風に揺らされている」


「武道」でも「相手の意識」に反応してしまい、気が付いたらキチンと動いてしまう身体の仕掛けを作っていくことが稽古になる



お化け屋敷でビックリする時、わざと自分でビックリするのではなく、とっさにビックリしてしまう様な感じに似ている






「武道」でも「人生」でも、環境や対人問題で「相手をこうしてやろう」と思うと大抵自分がやられる




相手や状況の「実際」とそのまま向き合い

「自分がどんな状態に変化し、衝突せず有利な状態に気が付いたらなってる状態になる」が、結果「流れに乗る」になる



やっぱり上手く伝える事ができない自分が歯痒い


稽古として「相手がこう来たらこうしましょう」とは教えているが


実際には、相手と向かい合ったと同時に、相手に全集中し

相手の意識をキャッチし、合わせ、乗っかってしまうが

「流れに乗る」としか今の自分には言い様が無い


でもこれを道場で今一番伝えたい事なので

兎に角、綴ってみました


また、ちゃんと整理できたらお伝えします(笑)





武ノ風 BUNOKAZE

衰えない身体作りとしても学べる護身術教室です。

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