僕が「武道」をやっている意味として
「本物」を知りたいというのと
「世界平和」という目標がある
もともと好戦的で闘うことが好きなわけでもなく
かといって
自分の身を護りたくて護身術のための武道をやっているわけでもない
格闘技をやっていた流れから「武道」の道に進んでいったが
「空手」「合気道」「柔道」「剣道」などの
武道というものに正直、全く興味が無い
「日野晃先生」「初見良明宗家」「宇城賢治先生」という「達人」に興味があるし
夢中でそんな方々の様になろうとしてるだけだ
そして、もともと格闘技を始めた思想でもある
「世の中から、悪い奴らを退治してやる!!」から始まった幼稚な格闘技人生だったが
世界の強者が「強者」と認める達人たちの考え方を知るに連れ
「争わない、衝突しない」という発想が「達人」を作っていると知り
世の中の多くの人が「達人」になれば「争い」もなくなり、世界平和に少しは近付けるやん!って思った
先日の稽古で、生徒から質問を受けた
うちの道場では応じる点と書いて「応点」というものがある
襲ってくる相手との間合いの話しで、「応点」というある距離より近くに、無反応で相手に寄られたら何も出来なくやられるよってことだが
「ボクサーなんかが、応点よりも中に入ってきたらどうしようもないのですか?」と質問を受けた
「攻撃的な質問するやん(笑)」と面白く、ちゃんと答えを出した
「応点の中に相手が入ってこようが、いつでも相手に反応出来るように相手と意識が繋がっていれば、相手が何かしようと思った瞬間、勝手に反応してなんとかなってますよ」と答えながら、シレーっとその生徒さんと「正面向かい合い」で繋がってみた
すると、その生徒さん
知らず知らずに涙が溢れそうになり、ピュアになっていた(笑)
その生徒さんは「喧嘩」という争いの事を考え質問しているが
僕と繋がることで涙するほど「平和」になっていた😁
頭で考えるのではなく、本能で生きるを目の当たりにした
それこそが「武道」であると僕は思っている
ちょっと、難しい話しで皆さんに理解しづらい話しかもしれない
僕にとって、「武道」の再確認の話しとして綴ってみた
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