久しぶりに幕末の偉人「吉田松陰」の著書「覚悟の磨き方」を読んだ
いちいち「目から鱗」な文言が溢れ、高揚感が湧く
前にもブログで「吉田松陰」について語ったが
この吉田松陰という男、とてもロックな男で大好きだ
江戸末期、アメリカのペルーというオッサンが、「鎖国」を止めない日本に対して
「ニホンニ、アメリカジンヲ、イレナサーイ!!」と脅迫のため、当時日本にはなかった黒船という「戦艦」で、日本に大砲を打ち込んでいた
いうて「火縄銃」くらいしか火器の無い日本、「大砲」の破壊力に恐れ太刀打ちできない状況だった
当時の日本のお偉いさんは「あの黒船やっつけたいけど、手も足もでらんわ」となっていたところ
この吉田松陰は、「あんなスゲー黒船作るメリケン、闘うより、仲良しなって色々教えてもらったほうが得やん」と思い、みんなが黒船を「悪魔」と怯えているなか、1人小舟を漕いで黒船に乗り込んでいった
この時点でイカれてるし、超合理主義であり、ロックでしかない(笑)
そして、英語を学び、アメリカ文化を知り
「鎖国だなんだしょうもない事言ってる場合ちゃうぞ!!電気や車や戦艦やアメリカから盗まないと日本は終わるぞ!!」と先1000年を見据え、言葉通り日本の古い体制と戦った
そして幕府に捕まり、牢屋に投獄されている時、そこの投獄者たちに「勉学」を教えた
その教え子たちがのちに「明治維新」を起こし、初代総理大臣「伊藤博文」など様々な要人が輩出された
日本に車、電気、洋食などの西洋文化が入ってきたおかげで、今ではスマホも日本人は持てるようになった
そんな今の日本を作ったパイオニア「吉田松陰」、30代の若さで人生を終えたが
この著書、とても30代が書いたとは思えないほど達観していて、感服する
この本を読むほどに、現代人の大多数が間違った人生観で自分を苦しめていることに気付く
そして、どこに行っても「異端児」な僕が、人としての道を正道に歩いてきたことを教えてくれる
「吉田松陰」に比べれば、フツーな僕は、まだまだ全力で「異端児」でいいんだと確信する
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